×:美しい国

seiryu-unjack2007-01-31


安倍首相のキャッチフレーズ(?)である「美しい国」。これを逆に読むと・・・。


「憎い仕打ち」! 日本国民の日本国民による日本国民のための憎い仕打ちである。
先日の「産む機械」発言問題をはじめ、核武装に踏み切るかなどの安全保障問題や労働関係問題・教育問題などもある。
自分は「産む機械」発言の深い意味をこうとらえる。

女性が産んだ子供を将来イラクアフガニスタンなどのような治安の悪いところに送り出したり、そして日本の事実上の宗主国であるアメリカに歯向かう国に兵を送り込むということが暗に含まれていると考える。
これはどれだけ愚かなのかは歴史が証明してくれている。
アメリカはイラク政策がほぼ失敗であるとわかっているだろうにもかかわらず、ブッシュはまだ懲りていないことからもよくわかるのだ。
また太平洋戦争での日本の作戦が失敗したことも含まれるのだ。
大昔の文明が栄えた国を後進者*1がつぶすというものは形は変われど植民地時代からずっと続いているのは間違えなかろう。
日本は結局帝国主義の波に乗っかってサーフィンしているのが現状である。*2日本も形式上は違えども事実上まだ侵略者なのだ。
真の平和は人類が滅亡しない限り訪れないものなのかは、今後生きる人間が歴史をどれだけふまえるかによってかわるだろう。
一つだけいえるのは時の権力者がある種の経験がないと歴史に変な形で乗っとって思わぬ方向に脱線するのである。
それが安倍首相だということを忘れぬように。

*1:アメリカとか

*2:美しい国アメリカに一生臣従する国という構図はある意味で存在するのだ